電気回路の故障

機械の制御に用いるコントローラやセンサ、あるいは、身近な家電の電気回路の故障が危害を起こすこともあります。機構部品の場合、振動や音、匂いなど人間の五感で劣化を感知して対処することにより故障を事前に対処できるかもしれませんが、多くの電気部品の故障の場合、ある日突然故障して危険な状態になるかもしれません。

異なる二つ以上の独立した部品が同時に故障することはあまりないことから、プラントや原子力発電所など一度事故が生じると大きな被害が生じる場合や、プレスのように多くの労働災害の歴史を持つ機械など、大きなリスクが考えられる場合を除き、通常は一つの部品が故障(単一故障と呼びます)することを考え、その故障が及ぼす影響を検討します。

電磁妨害などの一つの原因で複数の部品が故障する(共通原因故障と呼びます)場合や、一つの部品故障が他の部品に影響して故障を引き起こす(従属故障と呼びます)場合、これらは単一故障となります。