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機械を作っている方

機械(装置やシステム)を国内のお客様に販売される場合、リスクアセスメントレポートの提出を求められたことはありませんか?日本においても、労働安全の機運は高まっており、リスクアセスメントレポートが必要になるケースが増えています。

機械(装置やシステム)を海外に輸出される場合、輸出先の安全要求に適合させなければなりません。欧州であれば、機械規則(CEマーキング)が相当します。機械指令が機械規則(Regulation 2023/1230)になりましたが、基本は、変わらずリスクアセスメントです。

リスクアセスメントを行って、受容可能ではない危険が存在すると分かった機械は、受容可能な危険のレベルまで危険の程度を減らす必要があります。

リスクアセスメントを行うということは、危険を洗い出し、必要な対策を取り、その機械をより安全な状態にするということです。

リスクアセスメントの結果に従い、開発段階から規格に合致する設計を心がけることにより、余分な対策をしなくて済みますので、コスト的にもメリットが期待できます。

機械を使っている方
システムインテグレータの方

欧州のみならず日本でも、機械システム(製造ライン)に電気・電子・プログラマブル電子制御の機能を付加することにより、労働災害のリスクを低減するための方策(機能安全)を活用した機械等の安全確保が進んでいます。

リスクアセスメントの結果リスク低減が必要な場合は、低減すべきリスクの推定を正しく行い、必要とされる安全性能を見極め、制御回路の性能を推定(計算)し、低減すべきリスクに見合った制御が行われていることを証明する必要があります。

限られた予算の中であっても、合理的な安全方策をとり、労働災害を未然に防ぐことが重要です。